監督指導による賃金不払残業の是正結果(2020年度)が公表されました
2020.10.23
法改正情報
厚生労働省より、2020年度の監督指導による賃金不払残業の是正結果が公表されました。
今回公表された是正結果は、賃金不払残業に関する労働者からの申告や各情報に基づき、各労働基準監督署が企業へ監督指導を行った結果、2020年度に不払いであった割増賃金が支払われたもののうち、支払額が1企業で合計100万円以上となった事案を取りまとめたものです。
【概要】
(1) 是正企業数 1,611企業(前年度比 157企業の減)
うち、1,000万円以上の割増賃金を支払ったのは、161企業(前年度比 67企業の減)
(2) 対象労働者数 7万8,717人(同3万9,963人の減)
(3) 支払われた割増賃金合計額 98億4,068万円(同26億815万円の減)
(4) 支払われた割増賃金の平均額は、1企業当たり611万円、労働者1人当たり13万円
また、公表された資料では、監督指導の対象となった企業における賃金不払残業の解消のための取組事例が紹介されています。
詳細は、以下のリンクをご参照ください。